■本マークENGLISHがあるセッション
英語セッションとなりますので,進行・発表・発表スライドは英語となります.
■本マークENGLISHがないセッション
発表スライドは英語ですが,進行・発表は日本語となります.
なお,主題演題は一部【English】へ変更させていただく可能性もございます.あらかじめご了承の上,応募ください.
| 上級演題: 特別企画 公募・一部指定 現地開催を予定 |
外科医療確保特別加算の導入から約1年が経過する.本制度は,外科医の処遇改善のみならず,勤務環境の改善や人材確保につながることが期待されて導入された.実際に外科医への還元は進んだのか,勤務時間や診療体制,若手医師の意識に変化はみられたのか.一方で,施設による運用の違いや新たな課題も見えてきたものと思われる.本セッションでは,制度導入後の各施設の実情とその効果,課題を共有し,今後のよりよい制度運用について議論したい.
消化器外科医の働き方改革を進めるうえで,多職種によるタスク・シフト/シェアとチーム医療の充実は重要な鍵となる.本セッションでは,看護師,薬剤師,管理栄養士,リハビリテーション職,臨床工学技士,医師事務作業補助者などが診療に参画することで,外科医の負担軽減と医療の質向上をどのように両立しているかを共有する.具体的な成果に加え,導入上の課題や役割分担,教育体制,持続可能な運用の工夫に関する演題を広く募集する.
女性外科医のキャリア継続には,勤務環境の整備だけでなく,家庭における役割分担のあり方も大きく影響する.一方,男性外科医自身にとっても家庭・育児への主体的参画は,長期的なキャリア形成やwell-beingにつながり得る.本企画では,女性外科医のキャリア継続と男性外科医の家庭参画を表裏一体の課題として捉え,男女ともに外科医として働き続けられる環境と具体的施策を議論する.
本セッションでは,一部の演題を公募する. 応募者の性別は問わない.家庭において,パートナーと家事・育児をおおむね同等に分担しながら,外科医としてのキャリアを継続している方からの応募を歓迎する. 日々の家事・育児をどのように分担しているのか,それを実現するために夫婦・パートナー間でどのような工夫や調整を行ってきたのか,また,そのような家庭参画が自身あるいはパートナーのキャリア,働き方,well-beingにどのような影響をもたらしたのかについて,具体的な経験をご提示いただきたい. 成功例だけでなく,外科医特有の長時間勤務,当直・緊急手術,学会・研究活動などと家庭生活を両立する中で直面した困難や葛藤,それをどのように乗り越えてきたかについての報告も歓迎する. さらに,個人や家庭内の努力だけに依存するのではなく,男女ともに仕事と家庭を担いながら外科医としてキャリアを継続するために,診療科,病院,学会,さらには外科医療全体としてどのような制度・文化・支援策が必要かについても提言いただきたい. 本企画を,単なる「女性外科医支援」にとどまらず,男女双方の働き方と家庭での役割を見直し,次世代の外科医が持続可能なキャリアを築くための具体的な方策を考える機会としたい. 【親子鷹企画】
世の中には,もっと楽な仕事も,もっと儲かる仕事も,もっと早く帰れる仕事もたぶんある.しかも今は,検索すれば消化器外科医の激務も,当直も,緊急手術も,長時間手術も全部わかる.それなのに,なぜあなたも消化器外科医になってしまったのでしょうか.身近に消化器外科医がいたからこそ,むしろその大変さは人一倍知っていたはず.それでも同じ道を選んだのは,憧れか,刷り込みか,反発の末の回帰か,それとも気づいた時には手遅れだったのか.「なぜこの道を選んだのか」「実際になってみてどうだったのか」「今もう一度選べと言われても同じ道を選ぶのか」.親子鷹ならではの背景を持つ消化器外科医に,その少し不思議な職業選択を本音で語っていただきたいと思います. 1. 趣旨
40歳未満の若手消化器外科医が自身の手術手技と取り組みを発表し,互いに学び,切磋琢磨する機会を設ける.若手外科医の総会への積極的な参加を促すとともに,競争と研鑽を通じて,意欲・モチベーションの向上につなげることを目的とする. 3. セッションの内容・構成 Next Generation Video Presentation Award ―備えあればトラブルなし― 応募者自身が執刀した症例の手術ビデオを提示し,手術を安全かつ確実に行うために,日頃の勉強やトレーニング,術前準備が実際の手術にどのように生かされたかをプレゼンテーションしていただく.対象とする症例は,安全かつ美しく完遂できた定型手術に限らず,困難症例やトラブルを回避・克服した症例,自身の成長につながった忘れられない症例など,広く募集する.対象臓器や術式は問わず,開腹手術から鏡視下手術,ロボット支援手術まで幅広く対象とする.発表では,単に手術手技や結果を提示するだけでなく,「なぜその手術がうまくいったのか」という視点から,自身の修練環境,日頃のトレーニング,勉強方法,術前シミュレーションなど,手術に向けた準備や工夫を踏まえて考察していただく.各演者の具体的な取り組みを共有することで,若手外科医が自身の学びやトレーニングを振り返り,今後の手術手技の習熟と安全な手術の実践,そして意欲・モチベーションの向上につながるセッションを目指す. 4. 募集対象 ・応募時点で40歳未満の消化器外科医.日本消化器外科学会員であることが必要だが,会員種別(一般会員や評議員)・会員歴は問わない. 5. 応募要件 ・応募者自身が術者として執刀した症例を対象とし,応募の段階では10分以内の手術ビデオと1,000字以内の抄録を提出する.採択された場合,当日の発表は動画およびスライドを用いたプレゼンテーションを行う. 6. 選考方法 応募演題の事前査読および発表演題の選考は,Under40委員会に一任させていただき,Under40委員会 委員が査読を行う. |
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| 主題演題: 横断的企画 公募・一部指定 現地開催を予定 |
MISが消化器外科手術の主流となったが,依然として開腹手術が必要となるシチュエーションはある.手術機会が限定される中で,若手外科医にどのように開腹手術を教育するか,あるいはその価値を論じてもらいたい
患者に対する手術成績だけでなく,環境負荷や医療経済に及ぼすインパクトの観点から今後望まれる手術アプローチやその選択について論じる.各分野で標準治療とされるもののコストパフォーマンスも改めて確認したい.
超高齢者に対する消化器癌治療では,年齢のみで治療方針を決めることは難しく,併存疾患,フレイル,認知機能,栄養状態,生活背景などを踏まえた総合的な判断が求められる.本セッションでは,手術,薬物療法,放射線治療,支持療法をどのように組み合わせ,どの患者にどこまで治療を行うべきかを議論する.治療成績だけでなく,ADLやQOL,在宅生活の維持も含め,超高齢者にとって本当に望ましい治療戦略に関する演題を広く募集する.
手術支援ロボットや通信技術の進歩により,消化器外科診療においても遠隔支援を活用した診療,教育,施設間連携が現実的となりつつある.遠隔手術に限らず,術中支援や症例検討など多様な形態が試みられている.本セッションでは,消化器外科診療における遠隔支援と医療連携の現状を整理し,各施設の取り組みと課題,指導体制の構築,今後の展望について議論していただきたい.
近い将来,ロボット支援下手術が標準となる時代が想定される.今後の若手外科医が,術者としてのトレーニングを積むために,消化器外科全般の修練の中に教育プログラムをいかに組み込んでいくかは重要な課題である.若手消化器外科医のロボット支援下手術教育に関して,いつから始めるか,具体的な方法,安全性を担保するため,各種プラットフォームの教育に関する最適化等の課題等,各施設の取り組みについて議論いただきたい.
本セッションでは,「若手消化器外科医獲得のための工夫と取り組み」を共通テーマとして,若手医師数の推移,専攻医の志向変化,教育環境や手術経験への影響,女性医師を含む多様なキャリア形成の実情など,客観的データと現場の声をもとに議論を深め,次世代の消化器外科を形づくる具体的な方向性を共有したい.あるいは,若手医師からは,理想とする消化器外科医のあり方を提案いただきたい
高難度消化器外科手術における症例集約化は,手術成績の向上や合併症低減につながるとされる.一方で,地域医療への影響,患者アクセスの低下,若手外科医の教育機会の減少など,集約化に伴う課題も存在する.集約化は果たして「すべての高難度症例」にとって最適な解であるのか,その是非は依然として議論の途上にある.
本セッションでは,高難度症例集約化に関する最新のエビデンスを整理するとともに,専門施設・地域基幹病院・中小病院それぞれの立場から,集約化の利点と問題点を多角的に検討する.手術成績や安全性のみならず,患者の移動負担,医療資源の偏在,外科医教育,若手人材確保,そして地域消化器外科医療の持続可能性といった観点を含めて議論していただきたい. 緊急手術におけるICG蛍光法の活用は,術中の血流評価や解剖把握を通じて,より安全で的確な意思決定につながる可能性があります.腸管虚血,絞扼性イレウス,消化管穿孔,胆嚢炎などを含め,適応,実際の使い方,有用性と限界について幅広い演題を募集します.
厚生労働省等において「医療DXの推進に関する工程表」に基づき,医療データの構造化が進んでいる.消化器外科領域においてもNCD(National Clinical Database)だけでなく,近年整備が進む大規模レセプトデータベースを用いて様々な研究が可能となり,大規模リアルワールドデータによる,外科臨床に有益かつ信頼性の高い研究の重要性が高まっている.単施設では十分なデータを得られにくい領域のビックデータ解析について議論を深めたい.
手術や治療について,医療者は十分に説明したつもりでも,患者には内容がきちんと伝わっていないことがある.専門用語が多い,説明を受ける時間が短い,不安や緊張で頭に入らない,家族と本人の考えが異なるなど,その理由はさまざま.特に消化器外科では,手術の合併症だけでなく,術後の食事,排便,体力,仕事や日常生活への影響まで伝える必要がある.本セッションでは,患者がどこまで理解できているのか,医療者との間にどのような行き違いがあるのかを検討する.説明書や動画の活用,看護師など多職種による支援,患者さんの理解を確かめる工夫,家族を含めた意思決定など,各施設の取り組みを広く募集しする.「説明した」で終わらず,「伝わった」と言えるために何が必要かを,患者の立場も交えて考えたい.
外科領域における再生医療は,近年,細胞治療,細胞シート,オルガノイド,細胞外小胞を中心に急速な進歩を遂げ,消化器外科領域でも臨床応用を見据えた研究開発が活発化しています.食道,肝,腸管,膵胆道など各領域で新たな治療可能性が示されつつある一方,標準治療として定着するためには,有効性の検証のみならず,製造・供給体制,規制対応,医療経済性を含めた議論が不可欠です.本セッションでは,外科医の視点から再生医療の現在地と今後の展望を共有し,基礎研究から臨床実装までをつなぐ意欲的な演題を募集します.
近年,外科領域における漢方の役割は,術後腸管機能の回復,食欲低下や腹部症状への対応,全身状態の立て直しなど,周術期管理のさまざまな場面で改めて注目されています.とくに大建中湯や六君子湯をはじめとする漢方薬は,消化器外科の日常診療の中でも実際に使われる機会が多く,一定のエビデンスが蓄積される一方で,どのような症例に,どのタイミングで,どのように活かすかについては,なお実地臨床の工夫が求められています. 本企画では,外科診療における漢方の現状と可能性を,エビデンスと経験の両面からやさしく見つめ直し,明日からの診療に役立つ知見を共有したいと考えます.基礎的な考え方から実際の使いどころ,若手教育まで,幅広い演題を歓迎します.
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| 主題演題: シンポジウム 公募・一部指定 現地開催を予定 |
―シンポジウム― 食道切除術において,開胸手術は長年にわたり標準術式として確立されてきた.その後,胸腔鏡下食道切除術が低侵襲手術として普及し,周術期成績の改善が報告されてきた.さらに近年,ロボット支援下食道切除術が急速に導入され,操作性や視野の向上を背景に,短期成績のさらなる改善が期待されている.しかし,ロボット手術が開胸手術および胸腔鏡下手術を真に凌駕したといえるかどうかは,長期予後を含めた検証がいまだ不十分である.本セッションでは,開胸,胸腔鏡,ロボット支援下手術を正面から比較し,ロボット手術の到達点と今後の課題について議論したい.
食道胃接合部癌における郭清範囲は,食道浸潤長をもとに提唱されているが,一方で,常駐縦郭郭清の郭清効果については限定的との報告も多い.また,粘膜下進展や食道裂孔ヘルニアなど,術前に正確な診断が困難な症例も存在する.経腹アプローチでの術野展開ならびに郭清手技や,経胸や縦隔鏡アプローチでの治療成績など,中長期成績も含め議論したい.
ICI治療をはじめとして,化学療法の選択肢が広がるとともに切除不能消化器癌の治療成績は向上している.予後が改善するとともに長期生存,治癒する患者が増加傾向にある.これらの患者の中でConversion手術を受けた症例が少なからず含まれていることも事実である一方で,薬物療法を継続された患者の中にも長期生存者が増えている.また,腹膜播種症例や,薬物療法後に依然として組織学的な大動脈リンパ節転移陽性症例など,Conversion手術を行っても予後が不良である患者集団も存在する.本セッションでは,最新のconversion手術の短期・長期成績を提示していただき,conversion手術の課題を明らかにしていただきたい.
低侵襲手術(MIS)が結腸癌治療の主流となる中で,術式の選択が術後合併症や長期予後に与える影響が注目されている.MIS時代における結腸癌に対する多様なアプローチ法の臨床的意義について,各施設の経験と成績をもとに議論し,今後の方向性を探る.
近年,肝細胞癌に対する薬物治療においても,チロシンキナーゼ阻害剤に加え免疫チェックポイント阻害剤の適応が広がり,腫瘍学的切除可能性分類が提唱され集学的治療戦略が進んできた.しかしその選択肢の多さが故,borderline resectable (BR)肝細胞癌に対する薬物療法の選択,時期,治療期間や手術のタイミングなど,未だ標準化はされていない.本セッションでは,各施設によるBR肝細胞癌に対する治療戦略を議論していただき,標準化治療の確立を目指したい.
胆道癌に対する全身化学療法および化学放射線療法の進歩により,初診時に切除不能と判断された症例においても,治療奏効後に外科切除を目指す conversion surgery の機会が増加している.一方で,その適応基準,切除タイミング,術式選択,ならびに周術期リスクと長期予後のバランスについては,施設間でばらつきが大きく,標準化には至っていない.本シンポジウムでは,胆道癌における conversion surgery に焦点を当て,画像・腫瘍マーカー・治療反応性に基づく切除適応判断,手術タイミング,血管合併切除や拡大肝切除を含む手術戦略,周術期合併症対策,術後補助療法との連携について,多施設の経験と最新エビデンスを基に検討する.conversion surgery が真に予後改善に寄与する症例群を明確化し,実臨床に資する実践的アルゴリズムの構築を目的とする.
肝門部領域胆管癌においては,外科切除が唯一の長期生存を期待し得る治療法である.本疾患に対しては,本邦の先進的施設が中心となって根治性とともに安全性を追求し,血管合併切除を含む術式や周術期管理を開発・確立することで,短期・長期手術成績は確実に向上してきた.残肝容量や肝予備能を勘案した切除適応基準,術前腫瘍進展診断と肝側胆管切除の限界点,至適リンパ節郭清範囲,血管合併切除や肝膵同時切除の適応,周術期の化学療法の適応など施設ごとに治療戦略は異なっている.また,本疾患に対する基本術式である胆道再建を併施する肝葉切除の術後死亡率は,近年においては改善していないという報告もある.肝門部領域胆管癌に対する根治性・安全性の両側面を配慮した外科治療の現状と展望を提示いただきたい.
ctDNAをはじめとするMRD判定のためのリキッドバイオプシーが行われるようになって久しい.リキッドバイオプシーはこれまでどのように臨床を変えてきたのか,またこれからどのように臨床を変えるのか.施設の経験・データをもとに議論したい.
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| 主題演題: ビデオシンポジウム 公募・一部指定 現地開催を予定 |
Minimally Invasive Esophagectomyの普及により,縦隔内の微細解剖構造が高解像度で可視化され,従来以上に精緻な食道癌手術が可能となっている.これに伴い,従来は郭清の過程で切離されることの多かった気管支動脈,肺枝,胸管,さらには領域リンパ節も,腫瘍学的安全性を担保しつつ,あえて温存するという選択が現実的となりつつある.本セッションでは,微細解剖学的理解に基づき「温存」にこだわった食道癌手術の考え方と具体的手技について,さらにはその成績まで,各施設の工夫を共有し,その意義と課題について提示いただきたい.
食道胃接合部癌手術の再建において,腹腔内吻合が可能な場合は,食道残胃吻合やダブルトラクト再建,空腸間置術などが選択され,吻合が高位になる場合は,Ivor-Lewisによる胸腔内吻合,McKeownまたは縦隔鏡手術による頸部吻合などが選択されるが,吻合の安全性に加えて中長期の治療成績も患者にとっては重要な問題である.本セッションでは,それぞれの再建法の工夫を共有し,最適なアプローチについて議論したい.
TNT後の手術は炎症,繊維化などにより困難となることがおおい.各施設での取り組みを発表してもらいたい.
ロボット支援手術の普及に伴い,直腸癌手術における経肛門アプローチ(TaTME/Ta dissection)の位置づけは変化しつつある.一方で,狭骨盤症例や高度進行癌,再手術症例などにおいては,依然として有用なアプローチとなり得る.本セッションでは,ロボット手術時代における経肛門アプローチの適応,手技上の工夫,安全性向上への取り組み,教育・トレーニングシステムについて,ビデオを中心に提示いただきたい.
生体肝移植におけるドナー手術は,健常人に侵襲を加えるという点で,外科医に最も高い安全性と倫理性が求められる手術である.近年海外では,腹腔鏡下およびロボット支援下ドナー肝切除の導入が進み,本邦でも2026年よりすべての腹腔鏡下ドナー肝採取術に保険適応が拡大された.
本セッションでは,特に成人例に対する低侵襲ドナー手術の現状を報告していただくとともに,腫瘍性病変に対する低侵襲肝切除手技が応用できる点,ドナー手術特有の注意点,トラブルシューティング,さらに今後の標準化・普及に向けた課題について手術動画を供覧し議論することを目的とする. ロボット支援下肝切除術は,三次元高精細視野,関節可動性に優れた鉗子操作,安定した術野保持といった特長を背景に,近年その適応と役割を急速に拡大している.特に,精緻な解剖理解と繊細な操作を要する肝切除においては,従来の腹腔鏡手術では克服が困難であった課題に対する新たな解決策として注目されている.一方で,適応の妥当性,安全性の担保,手技の標準化,術者教育,コストといった課題も依然として存在する.
本ビデオシンポジウムでは,ロボット支援下肝切除術の最前線を,実際の手術動画を通して提示し,ポート配置,肝実質離断,血管・胆管処理,トラブルシューティングなどの重要な手技上のポイントを可視化する.各演題をもとに,低侵襲性と安全性を両立させるための工夫,症例選択の考え方,今後の標準化と普及に向けた課題について多角的に議論することを目的とする. 集学的治療の進歩により局所進行肝癌・胆道癌・膵癌が手術適応となる症例が増加しているが,そのような局所進行癌の場合,門脈,肝動脈,肝静脈,下大静脈の合併切除と再建を要することが多い.本ビデオシンポジウムでは各施設における血管吻合手技,周術期管理等の工夫,安全性の検証,術後短期・長期成績等について議論していただきたい.
ロボット支援膵頭十二指腸切除は,技術的に高難度な術式である.特に,胆管空腸吻合/膵空腸吻合術は難易度が高く,開腹手術とは異なる技術的難点pitfalが存在する.本術式の定型化にむけて,術野展開・手順・使用器材など,さまざまな工夫が報告されている.本セッションではロボット支援手術について安全確実な低侵襲膵手術を行うための各施設の工夫とpitfall,術中合併症に対するrecovery shotにについて,手術ビデオを提示して議論していただきたい.
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| 主題演題: パネルディスカッション 公募・一部指定 現地開催を予定 |
―パネルディスカッション― 食道癌治療成績の向上に伴い,食道切除後の長期生存例は増加しており,術後QOLの維持・向上が重要な課題となっている.再建臓器や再建経路の違いは,嚥下機能,逆流症状,呼吸器合併症,栄養状態などに影響を及ぼし得るが,最適な再建方法については十分なコンセンサスが得られていない.本セッションでは,再建方法および再建経路の選択を含め,食道切除後QOL向上を目指した各施設の工夫とその成績について共有し,至適再建の在り方を議論したい.
近年,胃癌に対する外科治療は低侵襲化が進み,治療成績向上における周術期集学的治療の重要性が改めて認識されている.本邦においては,長年にわたり術後補助化学療法が標準治療として確立されており,高度進行胃癌に対しては多剤併用化学療法も広く行われてきた.一方で,術後補助化学療法における服薬コンプライアンスは必ずしも高いとは言えず,近年では欧米における標準治療である術前薬物療法への関心が高まっている.術前薬物療法に関しては,適切な治療対象の選定,最適な治療レジメンの確立に加え,免疫チェックポイント阻害薬(ICI)の併用による治療成績向上も報告されつつある.今後さらに高齢化が進む胃癌患者に対し,どのような周術期治療戦略が最適であるのかについては,未だ議論の余地が多い.本パネルディスカッションでは,「本邦における胃癌周術期治療を再考する」をテーマに,各施設における新たな取り組みや治療成績を共有し,今後の周術期治療のあり方について多角的に議論していただきたい.
ロボット支援下手術は術者と助手の2名で行うというアメリカ式の医療体系には適している.本邦では医療費の高騰・病院の負担がのしかかっている.本邦においてロボット支援下手術を勧めるのは本当に意義があることなのか?
Total neoadjuvant therapyの登場により直腸癌に対する術前治療の意義として臓器温存が脚光を浴びている.安全確実な臓器温存を実現するための治療戦略,complete responseの評価法,follow up方法,salvage surgeryなどの手技を提示いただき.先端施設における臓器温存の現状と成績などにつき提示いただく.
Stage IV大腸癌に対する治療戦略は多様化しており,全身化学療法・コンバージョン治療・局所治療を組み合わせた集学的治療が重要となっている.その中で,原発巣切除をどのタイミングで行うべきかについては,依然として一定のコンセンサスが得られていない.本セッションでは,切除可能・切除不能症例それぞれにおける原発巣切除の意義,化学療法先行の妥当性,症状コントロール,予後改善効果,周術期リスクなどについて,各施設の治療成績をもとに議論いただきたい.
Borderline resectable(BR)膵癌は⼿術先⾏による外科的切除を施⾏しても⾼率に癌が遺残し,⽣存期間延⻑効果を得ることができない可能性の⾼い病態と定義され,化学療法または化学放射線療法を⾏った後再評価して切除適応などを検討することが勧められている.BR 膵癌の治療成績の向上には外科切除,薬物療法,放射線療法などを⽤いた集学的治療が必須である.本パネルディスカッションでは,各施設でのBR 膵癌(anatomical BR-PV,BR-Aさらにはbiological BR)への治療におけるエビデンスの確⽴を⽬指した取り組みをご紹介いただき,BR 膵癌に対する至適な治療戦略略と今後の展望について討論していただきたい.
ロボット膵切除も導入から数年が経過し,徐々に長期予後が判明しているところであろう.これまでの開腹あるいは腹腔鏡手術と比して長期予後に対するメリットがどれほど見いだせるか,短期成績の改善が長期予後の改善に結びつくのか,できる限りの数字を基に議論をお願いしたい
高齢化の本邦では,明らかに高齢者に対する手術が増加している.肝胆膵外科手術は総じて高侵襲手術となることが多いが,高齢者が受療後も予後あるいは生活を,非高齢者同様保てているのかは明確にしておく必要がある.本セッションでは各施設のデータを基に実情を把握するとともに,今後の消化器外科医療に向けた貴重な方策を構築する.
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| 主題演題: ワークショップ 公募・一部指定 現地開催を予定 |
―ワークショップ― 近年,早期胃癌や局所進行胃癌に対する治療戦略は大きく進化しており,腫瘍学的根治性を担保しつつ,術後QOLの維持・向上を重視した胃温存手術への関心が高まっている.胃亜全適従や,噴門側胃切除,幽門保存胃切除,分節胃切除などの機能温存手術は,体重減少,栄養障害,ダンピング症候群,逆流症状などの術後障害を軽減し得る術式として注目されている一方で,再発リスクや長期予後に関するエビデンスの集積はいまだ十分とは言えない.
本ワークショップでは,胃全摘術を回避した各種胃温存手術の中長期成績を検証し,腫瘍学的安全性と機能温存の最適なバランスを追求するための手術適応,術式選択,ならびに今後の展望について議論を深めたい. 上部消化管領域(食道・胃・十二指腸)では,他科連携による合同手術が,安全性と治療成績の向上を図るうえで重要な役割を担っています.本セッションでは,各科とどのようにイニシアチブを取り,術前計画から術中の役割分担・情報共有に至るまで,実臨床に即した連携体制をどのように構築しているかについて議論します.また,安全性や根治性の向上,低侵襲化や臓器機能温存を目指した工夫を具体的な症例や取り組みを通じて共有したいと考えています.今後の展望を含め,幅広い内容の演題を募集いたします.
Pelvic exenterationは骨盤内臓器の合併切除が必要となる.長時間・高侵襲手術に対するよりよいアプローチのディスカッションをしたい.
切除不能・再発大腸癌に対して,遺伝子情報に基づく新規治療薬の臨床応用が急速に進む中,治療効果の観点から真に有効な患者選択が重要である.本セッションでは,各施設の治療成績をもとに,個別化医療の視点から治療戦略を多角的に提案していただきたい.
大腸癌手術におけるリンパ節郭清は標準化が進む一方で,側方郭清,傍大動脈リンパ節郭清,鼠径リンパ節郭清などの拡大郭清については,その適応や治療意義が施設間で異なっている.本セッションでは,局所進行癌や再発症例に対する拡大リンパ節郭清の適応判断,術前画像評価,手術手技,低侵襲手術への応用,短期・長期成績について議論いただきたい.
肝移植後の肝癌再発に対する治療には一定の推奨がなく,各施設で異なるのが現状である.近年は肝癌に対しても免疫チェックポイント阻害薬が広く使用され,移植後の再発に対する治療経験も報告されるようになった.本セッションでは肝内,肝外の移植後再発病変に対する治療方針,手術や薬物療法の実際につき各施設より提示いただきたい.
AI技術を活用した術中ナビゲーションは,直腸癌・食道癌などを中心に臨床応用が進んでおり,肝胆膵領域においても開発が進んでいる.本セッションでは,現時点で活用されている術中ナビゲーションシステムの開発,有用性,教育・育成への貢献度について紹介いただき,今後の進化と課題を議論したい.
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| 専攻医セッション 公募 ミニオーラルとして現地開催を予定 |
応募条件
※共同演者にご登録につきましては指導責任者等を含めて2名までとせていただきます. |
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| 一般演題 公募 ミニオーラルとして現地開催を予定 |
ご投稿の演題についてのカテゴリーを,部門・疾患・内容から各1つづつ選択してください. 【部門】 【疾患】 【内容】 |
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| 学部学生・初期研修医・ メディカルスタッフセッション 公募 ミニオーラルとして現地開催を予定 |
※初期研修医とは,投稿時点で卒後2年目までの初期臨床研修の方をさします. |
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※プログラムは変更になる場合もあります.
